いつになっても試行錯誤と学びの毎日

とある教育コーディネーターが学校でやってきた実践と失敗の数々

TNSを構築せよ!そして、TEAを開催だ!

TNSを構築せよ!というお題です。

SNSではなく、Teachers Networking Serviceの略(命名しました)です。

 

ツイッターに書きましたが、ゲームクリエイターたちはRPGであれ、アクションであれ、カンファレンスなどでお互いに成果を披露し、勉強し合う機会があります。著作権についてもフリーにしているのは「業界貢献」という意識が強いからでしょう。

 

ところが、先生方はどうでしょうか。

国語であれ、英語であれ、あるいは総合的な探究の時間であれ、同じ教育の人間として、教員研修や勉強会などに参加することはあまりありません。個人的な見解ですが、国語の教科会や勉強会に、英語の先生が参加するなんて聞いたことありません。

 

同じ先生なのに!

授業のフォーマットはほとんど同じはずなのに!!

 

教員研修も「ためになる教員研修」はあるのですが、「エンターテイメントな教員研修」はあまりありません(行ったことがないので中身がわかりませんが、ツイッター界隈で有名な先生が主催しているイベントはもしかしたら、エンターテイメントな教員研修なのかもしれませんが)。

 

それに、教員同士の情報が交換されていないのも原因の一つかもしれません。

有名な英語の先生(竹岡先生とか)が教えるICTの活用方法、とか聞くと行ってみようかなと思うかもしれませんが、よく知らない先生が話題提供しても行かない理由(自分の担当教科じゃないし)を考えるでしょう。

 

ゲームクリエイターなら、日頃から有名なゲームクリエイターのツイートに影響があるので、「おお!あの人が出るカンファレンスなら、他の用事を退けてでも行きたい」と思うでしょう。

そもそも教員はツイッターなどのSNSをしない方が多いので、まずSNSのような先生しか入れないクローズドな場が必要です。

「ぜんぜん話を聞いてくれない…」

「休みをくれー」

など愚痴っぽいものを出してもいいし、

PBSやってみた」

「こんなイベントあるよー」

などの告知や実践事例を披露してもいいと思います。

 

まずは先生同士が身近になって、リスペクトし合える雰囲気が大事な気がします。

すると、教員研修ももっとエンターテイメントになっていくでしょう。

 

お題には「TEA」と書きました。

TEAはThe Education Awardsの略で、お茶の会と略してもいいでしょう。

TGA(The Game Awards)のような教育を盛り上げるカンファレンスを企画してもいいような気がします。先生同士が学び合える教授方法や部活動の指導の仕方、さらには民間企業の教具等を学び合うことで業界貢献だけでなく、日本全体の貢献につながるはずです。

 

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TNSとかTEAとか、いろいろ書きましたが、要は多様性なのです。

真面目な教育という殻を破り、エンターテイメントな分野を活かしていくことで、教員になりたいと思う人が増えてほしいと願うばかりです。

 

ということで、普通の教員研修とはちょっぴり違った、「エンターテイメント」な教員研修を実施します。

www.yakami.ed.jp

よければお越しください。

それでは、おのおのぬかりなく。